2010年8月9日月曜日

おいらはコフィ

任地アカチに着いて、しばらくして
ホームステイ先のお父さんが迎えに来てくれました。

「長旅、お疲れ様。君のことを心待ちにしていたよ」

…よかった。めちゃいい人やん。

そうこうして、おうちに到着。
お庭には立派なマンゴーの木が立っており、
木の下に用意されたいすに腰をかけました。


キンキンに冷えた水をいただき、
ひとしきりのあいさつを終えた後、お父さんからこんな質問が。

「で、あんた、何曜日生まれなんだ?」

来たー、この質問。
本当に聞かれるんだ!

というのも、出発前に同期隊員が成田のロビーで
自分が生まれた日の曜日を調べてたのです。
よく分からんけど、向こうで聞かれるらしいから調べておこうと思って…というので、
自分もついでに調べてもらってたのです。

調べてもらったはいいけど、あれ?

何曜日だっけ…?(汗)

木か金だよな…。
うわー、フィフティ×2だけど、金がファイナルアンサーでいこう。

「金曜日です。メイビー。」
「オッケー!じゃあ、Kofiだな!よろしく、Kofi!」

…まったく意味不明であった。


後から知ったのだけど、
ガーナ、特にキリスト教が強い地域では、
その人の生まれた曜日に応じてニックネームがあるのだそうな。

そして、いろんな人のニックネームを、間違えずにきちんと覚えている。
まるで、私たちが友達の血液型を覚えているかのようだ。(私は覚えられない)

というわけで、私は「金曜日生まれの男」=「Kofi」となったわけです。

なかなかいいじゃないの、コフィって。
生まれてはじめてミドルネームがついたぞ。
日本人でミドルネームがあるといったら…

     インリン・オブ・ジョイトイ

     つのだ☆ひろ

くらいじゃない!?
やったね!

KofiとJunという名前は、セットで覚えてもらえることになるのでした。

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