他隊員の授業も見ることができました。
そして、これがすごかった。
一人は、小学校から現職参加で来ている隊員。
この人の人柄がにじみ出るような、さわやか・ほがらか・あったかい授業でした。
ガーナの子どもたちを一瞬でつかんでしまう様子を見て、
ことばや国籍を超える大事なものがあるなぁと実感。
6年生で理科「空気」の授業を実践していたのですが、
それぞれの定義を裏付けるたくさんの実験を用意し、テンポよく進めていきます。
「どうなると思う?」と投げかけ、予想させ、実際にやらせたり見せたりして、
「どうしてこうなったと思う?」と考察させる。そして、それをまとめさせる。
まとめたものは、いつの間にか教科書が教えたい内容と同じものになっている。
みんなは喜んでそれをノートに書く、といった感じです。
すごいなぁ、こんな授業できたらいいなぁ。
もう一人は、元空港職員。で、今は小学校教諭。
いいですよね。こういう隊員、けっこう多いんですよ。
(協力隊に興味がある人、小学校教諭や理数科教師、青少年活動などもおもしろいですよー。)
計算力をつけさせたい、だから継続的に計算に取り組ませたいという思いがよく伝わってきました。
ここでおもしろかったのが、4年生の子どもたちが計算に取り組む様子。
2ケタのたし算やひき算なのですが、全体的にあまりできない…。
この子は十の位から計算している…。
この子は繰り上がりが…。答えが5ケタになるなんて!
あらま、答えを書く場所が違うぞー。
7+6が分からず、指で数えても「9」と答える子も…。
なるほどね、少しずつ実態がつかめてきたかも。
ちなみにこの隊員、宿題を出してそれを採点して返して、授業でいっしょにやってまた宿題を…
ということに取り組んでいくとのこと。
授業でも、分からない子にひたすら優しかったもんな。
こんな先生に教えてもらったら、子どもは幸せです。
ドドワでビンビン刺激をもらってきました。
いよいよ、活動も本格的になりそうです。
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ガンバレー
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