今日は波動拳を連発してしまったので、反省をこめて。
【波動拳その壱】
中学部の先生をしているマダムが、朝からやたらと「チンチョンチャーン!」を連発。
「B型メンズの地位向上委員会」および
「チンチョンチャーン撲滅委員会」の会員の私としては、ゆゆしき事態です。
マダムには笑顔でこう説明しました。
あのね、アジアから来たというだけでそのことをからかうのは、よくないと思うんだな。
なんというかな。例えて言うなら、そうだな、あんまりよい例じゃないけど、
%&$#から手突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろかーっ!
って言われるくらい不愉快なものだから、ね。
ボクの気持ち、察してくれたらこれ幸いですよ、マダム。
そうやって穏やかに言ったつもりですが、手からはすでに波動拳がこぼれていたと思います。
「ごめんね、アナタ中国から来たんじゃないのね。アタシ、日本は好きなの!」
なんじゃそりゃ…。中国の人が聞いたら怒るぜよ。
【波動拳その弐】
実はここの4年生の授業、今までで一番アウェー感が満載でした。
伝家の宝刀「おーちたおちた」をしても、いまいちノってこない。
さあ、計算クイズやるよ!と言っても、反応があまりない。
ウルトラマン的にはスペシウム光線がきかず、カラータイマーを破壊される寸前の状態です。
なんでだろ、オレ鼻毛でも出てるのか? と思わず確認してしまいました。
このシラケムードの中、ほどなく担任の先生が私に耳打ちを。
「あのね、この子たちあまり英語できないんだ。」
ガビーン!この子たち、先生が何言っているのか分からないのね!
ここからは身ぶり手振り、そして担任の先生の同時現地語通訳でなんとかしのぎました。
言葉が通じないのに勉強を教えるって、よく考えたらムチャな話だよな…。
そんな中、一人の聡明な女の子が別の女の子を指さして、一言。
「せんせい、あの子英語がしゃべれないの。バカなんだよ!」
はい、海外でも日本の魂を指導させていただきました。
通じたかは分からないけど。
「次やったら、竜巻旋風脚だかんね(怒)」で終えましたが…。はぁ。
【波動拳その参】
いろいろあって、帰宅。
チンチョンチャーンはないやろ、あのマダム。
友だちのことバカにしたらしっぺ返し喰らうぞって、英語でなんて言うんだろう。
なんてことを考えながら、シャワーを浴びました。
最近はおかげさまで水の調子がすこぶるよいのです。
坊主頭にも、ちゃんとシャンプーを使います。
でも、今日はいつもよりなんだかサッパリ感が強い。
ていうか、頭皮の脂分を全部持ってかれたようで、なんか突っ張るぞ。
と思ってシャンプーのボトルを見たら、
はい、食器洗剤でした。
自分で自分に、波動拳です。
2 件のコメント:
元気ですか?
いつも楽しくブログ読んでます。
というか,フィジーも同じようなことばっかりあって,「なんだこの共通点は!?」ってよく思ってます。
フィジーの場合は,「チムチョンワー」だけどね。アジア人を見ると,みんなこう言う。そして,僕は波動拳なんて生易しいものではなく,斬鉄剣を発動します。みんな真っ二つ。
ジョジョの奇妙な名言
~きみが泣くまで殴るのをやめない!!~
ジョジョの奇妙な冒険 1巻より
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