と、とある小学校の先生が訪ねてきてくれました。土曜日に。
花のパーツを教えたいということだったのですが、
おしべとは何か、花弁とはどういうものとして定義されるのか、などなど
「あー、もうなんだか教えることがたくさんあって、困ってるんです…!」
ということでした。
僕たちの会話の落ち着きどころは、先生が何を一生懸命話そうかというより、
子どもたちといっしょにお花をつんで、いっしょにばらしてみて、
手触りとかにおいとか、そんなものを感じてノートに書いたり、
スケッチさせてみたり、なんなら花のパーツを紙に貼って発表させてみたり、
そんなことから始めたら、なんだか子どもも先生も楽しそうじゃない? となりました。
「あー、こういう考え方、他の教科にも使えそう!」と彼は何か悟りをひらいたようでした。
自分としては、授業がない日にこうして子どものことを考えるガーナ人先生もいるということが、
そして自分を思い出してわざわざ会いに来てくれることがうれしかったです。
…ま、ほんとにごくたまにだけどね。
2 件のコメント:
一生懸命授業や子供のことを考えている
先生がいてくれるって素晴らしいです。
ブラジルでは座学が中心で
実際に植物を観察したり、
作ってみたりっていう作業はとてもとても少ないです。ちょっとした手間で子供がもっと楽しく勉強して、理解できるようになるのになぁと思います。
Fátimaさん!
座学中心というのは、こっちも変わらないみたいです。
なので、今回は本当に奇跡!
こういう人、がっちりつかまえとかなくちゃって密かに企んじゃいます。
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